Webアクセシビリティ はじめの一歩

2016年3月22日に「JIS X 8341-3:2016」が公示され、2016年4月1日からは「障害者差別解消法」という新しい法律も施行されました。それらを受けて、これまで以上にアクセシビリティを確保したWebサイト制作が求められるようになってきているのを肌で感じている人も多いと思います。
今回のWebridge Meetingでは、Webアクセシビリティの最前線で活躍している3名のエキスパートを招き、明日からすぐにでも実践できる基本的なポイントを中心に、Webアクセシビリティの「はじめの一歩」を踏み出す手助けをします。
WCAGやJIS X 8341-3など「Webアクセシビリティ」に興味のある方、Web制作現場での対応にお悩みの方、何から手を付けていいのかわからない方は、ぜひご参加ください。

開催概要

タイトル Webridge Meeting SP22 (ウェブリッジ ミーティング スペシャル22) 
Webアクセシビリティ はじめの一歩
出演 植木 真(インフォアクシア)、大藤 幹、坂本 邦夫(フォルトゥナ)
日時 2016年10月1日(土)14:00-18:00(最大延長18:30)
※終了後、懇親会(別途有料)を開催します。
会場 レグザムホール(香川県民ホール)大会議室
〒760-0030 香川県高松市玉藻町9-10 TEL.087-823-3131(代)
定員 60名
参加費 4,000円(8/22までの申込み:早割40)
5,000円(9/11までの申込み:早割20)
6,000円(通常)
主催 Webridge Kagawa(ウェブリッジ・カガワ)
対象者 Web制作者、Web担当者、Web業界に興味のある学生・生徒、その他(参加資格や制限はありません)
Twitterハッシュタグ ハッシュタグは #wmsp22です。発言の最後に半角スペース+「#wmsp22」を入れてつぶやいていただくと、「#wmsp22」に自動的にリンクが張られて、Webridge Meeting SP22関連の発言を参照することができます。ぜひ中継や覚書などにご利用ください。セッションのTwitter実況もOKですが、場合によっては、守秘義務に関する内容があります。講演者から指示があった場合、そちらは避けていただけますようお願いいたします。

参加の申込受付は終了しました
(参加希望の方は当日会場におこしください)

セッション概要と 出演者のプロフィール

今日から始めるWebアクセシビリティ、まずはココから!
~Webアクセシビリティ はじめの一歩、キホンの「キ」~

「Webアクセシビリティを実践してみよう!と思っても、まず何から手を付けたらいいのかわからない...。」
「実際に自分なりにやってみたけど、これで正しいのかよくわからない...。」
このセッションでは、新しいデザインのWebページをゼロから作るという設定で、どのように制作していけばアクセシビリティを確保したWebページが出来上がるのかを学んでいきます。もちろん、その中には既存のWebページのアクセシビリティを向上させることができるポイントもたくさん入っています。そして、出来上がったWebページや既存のWebページをチェックする方法もレクチャーします。まずは、「はじめの一歩」としてアクセシビリティを向上させるキホンの「キ」から一緒に始めましょう!

植木 真(Makoto Ueki)

植木 真さん

株式会社インフォアクシア
Webアクセシビリティ・コンサルタント

Webサイト評価、ユーザビリティテスト、方針策定、ガイドライン作成、教育・研修、制作会社サポートなどを通じて、主に企業Webサイトのアクセシビリティ確保や「JIS X 8341-3」、「WCAG 2.0」などの規格やガイドラインへの対応を支援している。
Webアクセシビリティの標準化活動にも従事し、「JIS X 8341-3」では2004年の初版、2010年の改訂版と続けて、日本規格協会の原案作成ワーキンググループ委員として参加。2012年10月には、情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員長に就任。2014年度の「JIS X 8341-3」改正原案作成委員会の委員長及び分科会主査に続いて、2015年度には総務省「みんなの公共サイト運用モデル」2015年度改定に関する研究会の構成員も務めている。
また、W3C/WAIのWCAGワーキンググループのメンバーでもあり、2005年~2008年にかけては「Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0」の策定にも参画していた。

HTML5で今日から使えるWAI-ARIA
~Webアクセシビリティ はじめの一歩、アリアの「ア」~

Twitter、Facebook、Dropbox、Amazon、Google、YouTube。 海外の大手サイトでは、WAI-ARIAが当たり前のように活用されています。また、CSSフレームワークのBootstrapやFoundationも新しいバージョンではWAI-ARIAに対応済みとなっています。今後は、特に海外ではCMSの新しいテーマやテンプレートなども続々とWAI-ARIAに対応していくことでしょう。HTML5時代のWebデザインにおいては、WAI-ARIAはもはや避けては通れない技術となりつつあるのです。
でも心配する必要はありません。HTML5においては、WAI-ARIAは普通の属性とそれほど違いのないものです。意味さえわかってしまえば、誰でもすぐに使いはじめられます。このセッションでは、アリアの「ア」からその全体像までやさしく解説します。

大藤 幹(Miki Ofuji)

大藤 幹さん

1級ウェブデザイン技能士

大学卒業後、複数のソフトハウスに勤務し、CADアプリケーション・航空関連システム・医療関連システム・マルチメディアタイトルなどの開発に携わる。
1996年よりWebの基本技術に関する書籍の執筆を開始し、2000年に独立。その後、ウェブコンテンツJIS(JIS X 8341-3)ワーキング・グループ主査(多忙のため途中辞退)、情報通信アクセス協議会・ウェブアクセシビリティ作業部会委員、国家検定ウェブデザイン技能検定特別委員、技能五輪全国大会ウェブデザイン職種競技委員などを務める。
現在の主な業務は、Webデザインに関連する書籍の執筆のほか、全国各地での講演・セミナー講師など。
著書は『よくわかるHTML5+CSS3の教科書』『HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集』『わかりやすい「WAI-ARIA 1.0」仕様解説書』など50冊を超える。

今日からできるカラーデザインチェック
~Webアクセシビリティ はじめの一歩、カラーの「カ」~

色はWebサイトが持つ情報の一部でしかなく、目が見えるということが前提になります。しかしWebサイトへの訪問者の大部分は、視覚を利用して閲覧しており、ビジュアル面での配慮ができていなければ、それだけで多くの人が利用しにくいウェブサイトになってまいます。
本セッションでは、色の見え方や文字の読みやすさに関する基礎的な内容から実装上の注意、画面デザインにおけるチェックポイントやチェック方法など、Webアクセシビリティを確保するための「見え方」と「見せ方」を解説していきます。

坂本 邦夫(Kunio Sakamoto)

坂本 邦夫さん

カラー&Webデザイン フォルトゥナ 代表

1973年、大阪府東大阪市生まれ。関西大学文学部史学地理学科卒業。
2004年、色彩に関するノウハウをまとめたウェブサイト「基礎からわかるホームページの配色」を公開。以後、Web制作コンサルティングを主な業務としながら、書籍や雑誌などへの寄稿・セミナーなどで、ウェブにおける 色彩環境の向上を使命として活動。日本色彩学会正会員。
主な著書に『ウェブ配色 決める!チカラ 問題を解決するコミュニケーション』(ワークスコーポレーション)、『ウェブ配色 コーディネートカタログ』(技術評論社)、『Webプロフェッショナルのための黄金則 Web配色デザインのセオリー』(マイナビ)など。

参加の申込受付は終了しました
(参加希望の方は当日会場におこしください)

注意事項

参加までの流れ

事前登録制です。お早めにお申し込みください。
登録された情報をもと事前に関連情報の配信や当日までの案内を行います。
※参加費は当日、受付にてお支払いください。全員の方に領収書(無記名)を発行します。お釣りのないようご協力お願いいたします。

キャンセルについて

お申込みされた受講をキャンセルされる場合は、必ずメールフォームからご連絡いただけますようお願いいたします。
連絡なくキャンセルの場合は「全額請求」させていただく場合がございますのでご了承ください。

お問い合わせ

Webridge Kagawa 事務局
760-0050 香川県高松市亀井町8-11 高松プライムビル401 有限会社ヘルツ 内
TEL:087-887-0168 FAX:087-887-0169

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Webridge Kagawa(ウェブリッジかがわ)とは

香川県で活動するWeb制作者や、Web制作者を目指す学生・生徒などが、互いに刺激し合い感性を磨き、情報・知識・モチベーションを高めていくために発足した実践コミュニティです。